ぎっくり腰

 

読んで字の如く急激に発症した腰痛を指し、

欧米ではその激しい痛みから「魔女の一撃」とも呼ばれます。

 

多くは一週間~二週間程度で自然に回復していきます。

 

しかし、当院でもよく患者さんが言われるのが

昔のぎっくり腰はすぐに治ったのに、最近

ぎっくり腰を数ヶ月単位で繰り返している。

整形外科に行き湿布は貰うが繰り返してしまう。

 

と言った状況。

 

ぎっくり腰の原因は様々で

ぎっくり腰になった時に身体の中では何が起こっているのかは、

実ははっきりとしたことは未だ分かっていません。

 

◆筋肉の疲労

ぎっくり腰はある日突然の出来事に感じられがちですが、

実は日常的な不良姿勢や運動不足、睡眠不足などから

ゆっくりと進行しており、慢性腰痛の許容範囲を

こえると急性腰痛症(ぎっくり腰)は発症してしまいます。

 

◆骨の歪み

二つ目に挙げられるのが骨格の歪み。立ちっぱなしや座りっぱなしなど

偏った姿勢を長時間、毎日続けることで筋肉のアンバランスがうまれ

インナーマッスルが弱化し、骨盤、背骨の歪みから急性腰痛症(ぎっくり腰)

を発症するパターンもあります。

 

◆急激な負荷

3つ目は、突然、腰に対して過度な負荷がかかった時。スポーツをやっている

方や若い年齢層に多いです。

意外と多いのがジム通いの男性。筋肉隆々ですが過度に負担がかかったり

インナーマッスルとアウターマッスルのアンバランスからぎっくり腰常連。

という方も少なくはありません。

 

その他にも、年齢や生活習慣など様々な要因が隠れています。

 

また、腰の痛みと共に臀部や下半身に痛みや痺れが増してくる

場合などは椎間板ヘルニアなどの病気が隠れていることがありますので要注意です。

 

『動いた方が良いですか?』

 

この質問は非常に多いです。

 

結論から申し上げますと、動けるならばなるべく

2~3日後からは普段どうりの生活を心掛けてください。

 

とはいえ、発症当日は、炎症との戦い。。

脚を一歩踏み出すことすらお辛いでしょう。

炎症を起こしているので湿布などで冷やしましょう。

 

当院では原因とぎっくり腰の程度にもよりますが

歩ける範囲でしたら当日でも来ていただきます。

 

炎症や熱感がある場合直接腰には触れませんが

骨の歪みが原因の場合は腰以外を施術することで

帰りは軽快な足取りで帰られるかたもいらっしゃいます。

 

普段の生活を心掛けることで全身の血流がよくなり

治りは早くなります。

 

『冷やした方がいいですか?』

 

一般的には腰を痛めてから48時間は炎症物質が出続けるといわれています。

この炎症物質は冷やすことである程度抑えられます。

ぎっくり腰の初期段階は患部を冷やしましょう。

 

発症してからまる2日(48時間)を目安に、

強烈な痛みが和らいできたら冷やすことをやめても良いでしょう。

 

筋肉の痛みやコリは温めるとやわらぐといいますが、
それはあくまで慢性的な凝りに対してですので

ぎっくり腰の場合は筋肉、関節、靭帯が炎症

をおこしているので冷やしましょう。

 

ただし、痛みが引いているのに湿布などで冷やし続けると

血流が悪くなります。

 

動けるようになってきたら、軽く腰を動かし

ストレッチなどを心掛けましょう。

 

当院で行っているピラティスはぎっくり腰や慢性腰痛の方

にもおススメです。

 

興味のある方はこちらを読んでみてください。

 

 

私も人生で一度だけぎっくり腰を経験したことがあります。

今になれば治療の糧になった経験ですが、あの痛みはもう二度と

経験したくありません!!

 

全国からぎっくり腰の方が一人でも少なくなりますように☆

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

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