脊柱管狭窄症

こんなお悩みありませんか?

  1. 腰痛がある
  2. 下肢に痛みや痺れがある
  3. 前かがみで座って休むと楽になる
  4. 臀部や股関節に痛みがある
  5. 背筋を伸ばすと症状が増す
  6. 排尿がしづらい事や尿、便の失禁がある
  7. 肛門周囲に痺れ、違和感がある

脊柱管狭窄症とは?

背骨には、脊柱管と呼ばれるトンネル状の通り道があります。
その中を脳から続く神経の束が通っています。
この脊柱管がさまざまな原因によって狭くなることを
脊柱管狭窄症と呼びます。

脊柱管の中を通る脊髄や神経が圧迫されると
手や脚の痛み、しびれ、歩行障害、排尿障害などの
症状を引き起こします。

脊柱管狭窄症は脊柱が狭窄している部位によって、
◆頚部脊柱管狭窄症

◆胸部脊柱管狭窄症
◆腰部脊柱管狭窄症
◆広範脊柱管狭窄症に分けられます。

頚部の脊柱管狭窄が原因となって脊髄が圧迫される場合は
◆頚椎症と呼ばれる場合もあります。

もっとも多い狭窄部位は腰部で、坐骨神経痛
一般的な原因としても知られています。

加齢によって靭帯や骨が変性して起こるケースと、
若くても腰椎すべり症や椎間板ヘルニアなどの症状に
引き続いて発生することもあります。

加齢の場合、慢性的に腰への負担をかける仕事
姿勢の悪さ、運動不足、などが変性を
早めてしまう原因となります。

症状が重い場合手術を勧められることがあります。
「除圧」という脊柱管を狭めている骨や靭帯やヘルニアを削る手術。狭めている骨を削り取り、チタンなどの金具で骨と骨を固定する手術、などがあります。

特徴的な症状は間欠性跛行

腰部脊柱管狭窄症の特徴的な症状は、間欠性跛行かんけつせいはこうです。間欠性跛行とは、しばらく歩くと、痛みやしびれが現れるために歩行困難となりますが、少し安静にすると、再び歩くことができる症状です。

また、歩くことは困難でも、自転車に乗ることは
可能な方が多いのも特徴です。
自転車は前かがみなので、症状が現れません。

腰部脊柱管狭窄症では、後ろに反る体制で痛みが発症します。

また、腰痛や、頻尿などの排尿障害が生じることもあります。

間欠性跛行

脊柱管狭窄症の痛みの原因を考える

脊柱管狭窄症と診断されても、痛みやしびれの原因の全てが
脊柱管狭窄症の神経圧迫とは限らないと
はっきり言わせていただきます。

ここから読んでいただき、少しでも
脊柱管狭窄症でお悩みの方のお役に立てたらと思います。

手術や薬や注射などの治療を行っても
痛みが変わらなかったり、再発するのはなぜでしょうか。


それは痛みやしびれの原因が「筋肉」の可能性があるからです。

先日、たまたま目にしたテレビ番組で、ある医師が
「脊柱管狭窄症の診断をされた時、全ての痛みを
脊柱管狭窄症のせいだと断言し手術の提案のみを
する医師だったら担当医を変えた方がいいかもしれない。」

とまでおっしゃられていました。
※もちろん手術の必要がある場合もあります。

それはなぜか。

意外に思われるかもしれませんが

筋肉の硬さが原因でも痛みやしびれは出ます。

筋肉による痛みやしびれの症状を
「筋膜性疼痛症候群」といいます。

間欠跛行についても
この原因で起こることが多く見られるようです。

もう一度ご自身の体の状態を考えてみてください。

◆昔から体が硬い
◆前屈で手が床につかない、太もも、ふくらはぎが突っ張る
◆姿勢が悪い
◆ぎっくり腰を経験したことがある
◆慢性的な肩こりや腰痛がある
◆筋力が低下してきた

いかがだったでしょうか。
これに一つでも当てはまる方は
筋肉が原因で痛みや痺れがひどくなっている可能性もあります。

 

病院でも改善できなかった脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症と診断をうけ

◆辛い痛み・痺れにお悩みの方
◆手術をするべきか迷っておられる方
◆手術をしたのに症状が改善されない方

硬くなった筋肉が
痛みや痺れの原因かもしれません

 

何度も繰り返しますが、このページを読んでいただくことで
脊柱管狭窄症と診断され、長く痛み、しびれでお悩みの方に
原因は他のところにあるという可能性を知っていただき、

『脊柱管狭窄症=重症』
『脊柱管狭窄症=強い痛みやしびれの原因』

というのは本当なのかを疑うきっかけにしていただきたいと思います。

トリガーポイント

痛み・しびれの原因のほとんどは、
【筋膜にできたトリガーポイントで、
脊柱管狭窄症と診断され当院に来院された方々も、
筋膜を効果的に緩めることで
痛み、しびれが改善されています。

※トリガーポイントとは?はこちら

手術を検討しておられる方、もう改善しないとあきらめている方、
絶対に一度は筋膜のトラブルが症状の原因であるという可能性を探って見られるべきです。

 

脊柱管狭窄症でお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。

「トリガー」とは「引き金」という意味で、その場所から痛みを飛ばすという意味です。

例えば肩にトリガーポイントが出来てしまったとして、その痛みが頭に飛ばされ「頭痛」を感じたり、背中に飛ばされて「背部痛」を感じたりします。

臀部にトリガーポイントが出来てしまうと、痛みは太ももから足先まで痛みを飛ばすこともあります。

これらの痛みを「関連痛」と呼びます。痛みを感じる場所が違う場所にあるため病院等の医療機関で原因不明の痛みとして扱われてしまう事が多くあります。

トリガーポイントの原因

トリガーポイントが形成される要因は、主に「不動」と「使いすぎ」と考えられています。

長時間同じ姿勢を維持したまま動かさないこと、あるいは同じ筋肉を酷使すること(オーバーロード)によって筋肉に微小な損傷や炎症が起こり、筋膜に癒着が起きます。

そこにトリガーポイントが生じるのではないかと考えられます。

例えば、1回の無理な動作によって筋肉が消耗し痛みを発生させ、その痛みが長期化することもあります。

他に、重い荷物を持ち上げたり運んだり、体調が悪い時に無理して運動したり、慣れない仕事に長時間集中することは、筋肉にとって予想以上の負荷をかけます。

一回の出来事で痛みを感じると、怪我をしたと思いがちですが、トリガーポイントが形成された痛みである事も多いのです。

姿勢の改善については、まずトリガーポイント施術を行わないと改善は難しいと言えます。

なぜなら、トリガーポイントによって筋肉が固くなり、関節可動域も低下している状況では、正しい姿勢を取りたくても取れないからです。

 

また、痛みや疲労感が強い場合、姿勢を改善しようという前向きな感情も出難いでしょう。

 

トリガーポイントの好発部位

トリガーポイントの好発(よく発生する)部位は、筋肉が骨に付着する部分、筋肉と筋肉が連結する部分、筋腱移行部、また力学的にストレスのかかりやすい場所などです

そして、その多くは筋膜に存在します。最近では、特に重積した(厚くなっている)筋膜にあることがわかってきました。またトリガーポイントは筋膜以外に、腱・靭帯・脂肪などの結合組織=Fascia(ファシア)にも存在します。

トリガーポイントの改善

トリガーポイントの対処方法については、あいまいな方法では効果を出せません。

例えば、ストレッチは治療法として十分な効果を発揮できません。過剰なストレッチによってトリガーポイントが悪化する事さえあります。

 

温めたり冷やしたりすることは、痛みを一時的に緩和することはできても、トリガーポイントを非活性化する事はできません。

同様に、電気も一時的に痛みを和らげるだけで、トリガーポイント改善に効果は低いといえます。

効果的なトリガーポイント療法

最もトリガーポイントを効果的かつ、お客さんの身体に負担が少なく行える方法として、『虚血性圧迫』という施術法があります。

 

トリガーポイントに直接圧を加え、一時的に虚血状態にし、圧を解放した時に反動で硬結した筋肉内の血液循環の滞りを改善するというものです。

 

これはストレッチのように伸ばしたりせず、マッサージのように揉むのでもない。また、指圧やツボ押しと混同されがちですが、異なる施術法です。

 

トリガーポイントというのは、筋肉が極度に硬結し血管や神経を圧迫し、血液循環を滞らせています。

トリガーポイントを消失させるためには、その硬結を力任せに揉み解すのではありません。それでは逆に硬さを増す事になりかねません。

血液の循環を取り戻すと、トリガーポイントは自然と解けるように消失していきます。

 

トリガーポイントが消失するのにかかる時間や回数は年齢や症状に応じて様々です。圧迫を加え10秒から20秒で消失するものもあれば、その日では緩まらず、一定期間施術を繰り返さなくては消失しないものもあります。

 

また、その日消失したものが数日後に戻ってしまう事はよくある事です。慢性的に存在したトリガーポイントは、一度の施術では完治し得ないのが通常なのです。

トリガーポイントによる様々な症状

トリガーポイントに起因する症状は、痛みだけにとどまらない。筋肉の硬化、筋力低下、浮腫、吐き気、めまい、姿勢の異常など、思いもよらないような症状も発生します

 

トリガーポイントによって短く、太くなった筋肉は、付近の神経を容易に圧迫するようになります。圧迫された神経は、その神経が働いている場所に痺れ、疼痛、灼熱感、過敏性などの感覚異常を生じさせます。

これらのトリガーポイントに起因する症状を知らない医師は、「末梢神経障害」というレッテルを張りがちで、その結果不適切な処置が行われることが残念ながら往々にしてあります。

 

血流障害

トリガーポイントが形成されると、筋肉は動脈を締め付け、血流が妨げられて、そこから離れた部位が冷えます。

例えば、ふくらはぎのヒラメ筋にトリガーポイントが生じると、静脈の血流が悪くなり、足と足首にむくみが起こります。

同様に、首の筋肉の斜角筋のトリガーポイントは手と手首のむくみの原因となります。

自律神経の影響

自律神経系は、心臓、呼吸器系、消化器系、血管、皮膚、などを制御している。

この自律神経系に対してトリガーポイントが作用しているという事が、まだ完全に解明はされていないものの、大きな影響があるということが判明している。

 

すでに分かっている作用として、目の充血、涙の分泌過剰、唾液の分泌過剰、持続性の鼻汁、鳥肌、などが挙げられています。

運動障害

トリガーポイントは、筋肉を短く硬くすることによってその動きに影響を与えるので、その結果可動域が制限されてしまいます。

またトリガーポイントは、攣縮(痙攣性の収縮の事)状態を保ち続けることもある。それによって筋肉がリラックスできずに疲れがたまりやすくなり、回復力も低下し、動いたときに過剰に収縮するようになってしまいます。

トリガーポイントによって、物の重さを推測する感覚を失わせることもある。このことが、めまいや平衡感覚異常の原因ともなります。つまずいたりよろめいたり、不意に物を落としたりするようになり、神経の障害ではないかと勘違いすることも多くなっています。

トリガーポイントマッサージ(トリガーポイント療法)

当院はトリガーポイント・マッサージの専門院です。

もしあなたがトリガーポイントが原因による悩みを抱えていたら、当院の施術をお試しください。

りせる整体院の【トリガーポイントの施術方法】を順を追って説明いたします。

上のイラストがトリガーポイントの痛みのパターンを表したものです。

×印の部分がトリガーポイント。赤い部分が痛みを感じる場所です。

このイラストの場合、臀部にできたトリガーポイントから太ももからふくらはぎにかけての痛みやしびれを引き起こしているのが見て取れます。

赤い部分が痛いのですが、トリガーポイントとは場所がズレています。赤い部分の痛みを取り除くためには臀部にあるトリガーポイントを施術しなくてはなりません。

当院ではトリガーポイントを手技によって緩めていきます。

緩め方は『虚血圧迫』という手技を使用していきます。

 

『虚血圧迫』を説明致します。

トリガーポイントを指や肘などを使って圧迫を加えます。その後圧迫を解除した時にリバウンド現象が起こり、トリガーポイント内に血液が流れます。

すると体の自然治癒力が促され、トリガーポイントが次第に緩まっていきます。

 

トリガーポイントは揉んでも伸ばしても、なかなか緩んではくれません。

この虚血圧迫による手技施術、つまりトリガーポイントセラピーが最も効果的なのです。

 

痛みの有無

トリガーポイントセラピーとは、慰安目的のマッサージとは違い改善の為の施術です。

施術は、「効いている痛み」、といった感覚です。「不快な痛み」「不必要な痛み」はありませんのでご安心ください。

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