坐骨神経痛

坐骨神経痛でお悩みのあなたへ

  • 長時間座っているとお尻から足がしびれる
  • 腰や足に違和感があり、長時間歩けない
  • 足の裏やふくらはぎが、重くダルイ

このような坐骨神経痛の症状で悩まれる方が来院され、改善されています。

もしあなたが坐骨神経痛でお悩みなら、お気軽にご相談ください。

坐骨神経とは?

坐骨神経とは、お尻から足にかけて続く長い神経(末梢神経)のひとつ。

この神経は、身体を自由に動かしたり感じたりする通り道です。
私たちの足が自由に動かせたり、バランスよく歩くことができるのは、この坐骨神経のおかげなのです。

坐骨神経はどこにある?

神経と聞くと細いイメージがあると思いますが、坐骨神経は末梢神経の中でも一番太く(ボールペンくらい)長い(1メートルくらい)神経です。

太くて長い神経だからこそ、何らかの原因で坐骨神経に問題が発生すると、その通り道のお尻や足に痛みやしびれが発生します。

坐骨神経痛の症状

坐骨神経痛の痛みは、本人しかわかりません。
そのために痛みの表現も「ピリピリ」や「ジンジン」などの表現となることが多いです。

主な痛み・痺れは、お尻から足にかけてです。

お尻、太ももの裏、ふくらはぎ、すねの外側、踵、足裏、足の甲、足の指先、までが痛みや痺れを出す可能性があります。

また、歩行が困難になる事があります。2~3分歩くと痺れが出る(間欠跛行)というのは特徴的な状態です。

痛みの場所は坐骨神経の通り道で、片側に症状が発生することがほとんどです。

坐骨神経痛の主な症状
  • お尻から太ももにかけての痛み
  • 長い時間立っていられない
  • 腰を反らすとしびれを感じる
  • 身体をかがめると痛みが強くなる

坐骨神経痛の原因は?

坐骨神経痛を発生させる原因はいくつもありますが、原因によって次の2つに分類できます。

  1. 構造的な坐骨神経痛
    (骨格・筋肉・関節)
  2. 循環的な坐骨神経痛
    (血流・自律神経)

構造的な坐骨神経痛

骨や筋肉などの異常が原因の坐骨神経痛は、腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニアと診断されることが多いです。

循環的な坐骨神経痛

ストレスにより自律神経のバランスが乱れ、身体が緊張でかたくなる。
この状態がつづくと、血管が収縮したままになります。
その結果、血流が悪くなり酸素や栄養素が運ばれず、筋肉は硬いままに。

硬くなった筋肉は、回復力を失い坐骨神経痛が長びいてしまいます。

これらの原因が複雑にからみ合い坐骨神経痛が発生します。

病院の坐骨神経痛への対処法は?

病院(整形外科)では、次のような保存療法を行うのが一般的です。

  • 非ステロイド系の投薬
  • ブロック注射
  • リハビリ
  • 温熱療法
  • コルセット
  • 腰の牽引(腰をひっぱる)

もちろん、これらの方法で症状が改善することもありますが、変化が見られず、悩んでおられる方も多いようです。

では、どうすれば坐骨神経痛を改善させることができるのでしょうか?

ポイントは中殿筋と小殿筋

『坐骨神経痛』の話をここまでしてきましたが、、、

本当にそれは坐骨神経痛でしょうか?

腰から足にかけて痛みや痺れがあると坐骨神経痛と思ったり、言われることが多いですが、実は多くの場合そうではありません。

臀部(お尻)周りの『トリガーポイント』→コリからの痛みは
坐骨神経痛と混同されることが非常に多いとされています。

お尻の筋肉?と思われる方もいるかもしれません。

人の筋肉は肌の表面から触れれば一つの筋肉の様に

思われがちですが、浅層から深層までいくつもの筋肉が

ミルフィーユの様に重なり合っています。殿筋にも

大殿筋・中殿筋・小殿筋・その他にも梨状筋など

沢山の筋肉が集まって機能しています。

そしてその深い筋肉に硬結『トリガーポイント』が
出来てしまうと、太ももやふくらはぎ、足の先まで
痛みを飛ばしてしまうのです。

お尻のトリガーポイントを見てみましょう。

 

小殿筋のトリガーポイントパターン

図の✕印がトリガーポイント(コリ)の好発部位で赤いところが痛みの出やすいエリアです。
はお尻の筋肉の一つ『小殿筋』のトリガーポイントです。

ご覧のように、坐骨神経痛の痛みと非常に似ています。実際整形などで坐骨神経痛と言われた方でも、この筋肉を施術すると痛みが改善するケースが多く見受けられます。

中殿筋のトリガーポイントパターン

『中殿筋』も坐骨神経痛と混同されやすいです。腰からお尻まわりに痛みを飛ばします。体のバランスを取る筋肉なので、この筋肉にトリガーポイントができることで歩行障害などを起こすこともあります。また、痛みの出方が近いことから『椎間板ヘルニア』と診断されることが多いです。

当院の坐骨神経痛へのアプローチ

当院では坐骨神経痛に対して「トリガーポイント療法」と関節へのアプローチ、症状に応じてのストレッチで施術します。

坐骨神経痛の方の多くが臀部や腰部、梨状筋にトリガーポイントを形成させています。

このトリガーポイントが坐骨神経痛や、それに酷似した痛みや痺れを出しているケースが非常に多いのです。

検査で仮に狭窄症やヘルニアと言われたとしても、本当の原因は筋肉ということもよくあります。

『腰椎ヘルニア』の診断をされ、坐骨神経痛の症状で松葉杖をついて

来院された方も数回の施術でスキップをして帰れるようになるケースも

少なくありません。

是非一度ご相談ください。

りせる整体院 ~Re cell~