こんなお悩みありませんか?
- 肩が痛くて上がらない
- 袖に腕を通すのも痛い
- 背中に手が回らない
- 洗濯ものを干すのが辛い
- 寝返りの時に肩が痛い
- 何もしなくても痛い
- 吊革につかまれない
- 髪をとかしたり結んだりができない
それは四十肩・五十肩かもしれません
医学的には肩関節周囲炎(かたかんせつしゅういえん)と言い、通称「四十肩五十肩」と言います。痛みや炎症をともない肩が上がらなくなる症状が発生します。
40〜60歳代に多くみられ、特別な原因がなく発症するとされています。主な症状は片側の肩のみに痛みや運動障害がなどで、ときに日常生活に支障が生じるほどの強い痛みが現れることがあります。※症状は片側ですが数か月後に反対側の肩が痛みだすことも多いです。
進行すると肩関節の動きが悪くなる肩関節拘縮や凍結肩といわれる状態になることがあります。
四十肩 五十肩の原因は?
五十肩の明らかな原因は分かっていませんが、加齢による軟部組織(筋肉、靭帯、腱)などの水分含有量の減少。肩の使いすぎ、使わなすぎや不良姿勢など次の原因が考えられます。
■長期間の不良姿勢による
首、肩、肩甲骨などの筋肉、靭帯、腱などの硬さ。
■普段の運動不足
■腕を上げ下げする作業
■ゴルフ、テニス、剣道など肩回りを酷使する運動
■横向きで寝る習慣
■捻挫や打撲などの怪我の影響
など
水分含有量の減少をわかりやすく説明すると、
みなさんのお肌も加齢により乾燥が強くなったり
コラーゲンの減少などでたるみやしわなどの変化を
感じますね。それらは体の中でも起きています。
それが退行変性=軟部組織の水分含有量の減少にも当たります。
四十肩 五十肩炎症のの発生部位
四十肩、五十肩の発生部位は
主に回旋腱板や上腕二頭筋腱長頭腱
回旋腱板は肩の補強をするためいくつかの
筋肉の腱が平らな板状になっている部分です。
回旋腱板の中でも
棘上筋腱(写真左のピンクの部分)
という物理的負担がおおきな所に生じます。
棘上筋腱においては腱の長さが長い!
腱というのは白い組織で血行が悪くなりやすい。
(筋肉は血が通ってますからコリなんかも修復が早いですよね?)
血行不良になりやすいという事は
先に説明した退行変性になりやすいという事。
そしてもう一点。
棘上筋腱は2つの骨に挟まれています。
上は肩峰(簡単にいうと肩の末端の骨)
下は上腕骨頭(簡単にいうと上腕骨の末端)
その二つの骨に挟まれながら
重力で常に腱は通常であれば
床の方向に引き延ばされているわけで。。
大変なんです!!
そしてこちらも発生部位として多い
上腕二頭筋腱長頭腱(写真右)
は腱がとても細長~~く
結節間溝という上腕骨の溝にはまり込んでいるため
肩を動かすたびに骨にこすり付けられます。
ですのでどちらも
加齢に伴った骨・軟骨・靱帯・腱など
関節の組織の水分含有量が減少(退行変性)
↓
その状態で運動不足、血行不良、不良姿勢
などの外的要因
↓
炎症
↓
修復
↓
癒着(カルシウムが沈着)
↓
『四十肩・五十肩』
という事になるわけです。
四十肩・五十肩の期間
四十肩・五十肩の発生から回復までには
ステージがあります
大きく分けて3つ
炎症期
●じっとしていてもどんどん痛くなる ●夜間痛・寝返り痛
拘縮期
●じっとしていれば痛くない ●肩の関節が動かない
●腕が上がらない ●動かすと痛い
回復期
●痛みも引いてきて動かせるようになる ●可動域は狭い
大丈夫!終わりがみえないものではありません!未来は明るい!
このように症状の大きさによりますが回復までに
ほぼ1年から1年半をかけて炎症の修復時に
沈着したカルシウムが長時間かけて吸収(代謝)
されていきます。
しかしながら終わりが無いものではありません!
心配はいりません!
当院での施術
●大切なことは、炎症期を過ぎたら少しでも肩周囲の筋肉を
ほぐし血行不良を防ぐこと。
●カルシウム癒着の剥離。
●そして反対側の四十肩・五十肩の予防です。
肩の痛みで患側を動かせずにいると肩甲骨周りの
可動域が狭まり、血行不良を起こします。
血行不良を起こすと、回復までの期間が長くなる
可能性もあります。
肩の症状だからと言って肩だけを施術してもいけません。
肩周辺はもちろんですが
姿勢や骨盤の状態を整えることや
全身の施術も重要になります。
全身の血流を促進し肩周囲の筋肉を
ほぐすことで自然治癒力を高め
肩関節周辺の症状の改善を早めてくれます。
当院では、筋肉や腱、靭帯、関節にアプローチを
していくため、多くの方は動かなくなった肩が
動かしやすくなった!!
と多くの肩が笑顔で帰られます。
お電話ありがとうございます、
りせる整体院 ~Re cell~でございます。