亜鉛

女性ホルモンと亜鉛の関わり

亜鉛は、下垂体で作られる卵胞刺激ホルモン(FSH)や黄体形成ホルモン(LH)の働きを高めています。これらの働きが弱いと卵胞ホルモン(エストロゲン)や黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌量が低下し、低温気が長くなる(卵胞の成長が遅れ、排卵が遅くなる)、無排卵月経(排卵しない月経)、子宮内膜の成長が不足または遅くなる、高温期が短くなる(子宮内膜を保つ働きが低下する)といったことが起ります。

男性ホルモンと亜鉛の関わり

亜鉛は、男性ホルモンであるテストステロン(TH)の生成に必要な栄養素です。またTHをジヒドロテストステロン(DHT)へ変化させる『5αリアクターゼⅡ型』と呼ばれる酵素の働きを抑えます。テストステロンが増えることで、精子量が増加、精子運動率が向上します。また前立腺の機能が向上します。逆に少なければ、精子量の減少や無精子症、運動率の低下、インポテンツなどがおこる可能性があります。

◎吸収の効率を高める成分と一緒に摂る。

・・亜鉛はクエン酸やビタミンC、動物性タンパク質と一緒に摂ると吸収が高まります。

またインスタント食品や穀類、豆類に含まれるフィチン酸やコーヒーや緑茶に含まれるタンニン、ほうれん草などに含まれるシュウ酸は吸収を妨げます。食物繊維やカルシウムは通常量でしたら問題はないですが、過剰に摂ると亜鉛の吸収を妨げます。これらを摂る場合は、時間をずらすなど工夫をしましょう。